グッチ裕三を擁護してみる。ステマってどうしていけないんですか?
昔から思ってたんですが、
番組や著名人のあら探しをして、ちょっとしたことをすぐにオオゴトにして、メディアは視聴者に一生びくびくしながら、今日も明日もコンテンツを作り続けていくんでしょうか。
影響力のあるメディアが、その放映枠を商売の一つにするのは、この商業主義社会である種自然の行為ではないでしょうか。
その内容が、コンテンツとして面白くない場合は、視聴者は自然と離れていきますし、メディア側はそのリスクを背負ってバランス感を見ながら、お金稼ぎをしていけばいいんじゃないでしょうか。
そこに金銭のやりとりがあろうがなかろうが、面白いもんは面白いし、つまんないもんはつまんないです。
詐欺に値するような商品やサービスを流布すること自体は僕も間違っているとは思います。
例えば、「”がんが治る”と謳っている水」など、その効能自体が怪しい商品を”いいモノ”として取り上げる行為は僕も間違っていることは認識しています。
ただ、今言われている”そういったもの以外の”ステマ”に関してはある程度の許容があってもいいんじゃないでしょうか。別に僕はステマを肯定しているわけではないですが、最終的な判断は全て消費者に委ねられるから、本当にどうでもいいだろって思ってるんです。
消費者は、それぞれの良い悪いを自分の中で吟味して、最終的にお気に入りの商品を購入するからです。
その営業担当のトークが劇的につまらなかったら、シンプルに無視をしますよね。
大前提、メディアには中立性が求められるので、一概に同じと言ってしまうのは、たしかに危険なことかもしれません。
ただ、そういったものを全て排除した世の中の方が僕は気持ち悪いと思います。
テレビ番組にはスポンサーと呼ばれるメーカー各社が裏についてます。
その関係値のせいで、本来めちゃくちゃいい競合他社の製品が取り上げられ損ねられてることだってあると思うんです。これもある意味ステマじゃないでしょうか。
正しい理解がないまま、ステマ=悪と考えるのは違うと思います。
すぐに叩かれる。なにも仕掛られない。全然健康的じゃないと思います。
皆が認めたグルメ王が、
番組のなかで、少し広告的に、”実は自分の店”を紹介しただけです。
一番重要なのはその店がうまいかまずいかで、きっとうまいですよね。
だから、そんなに過剰に反応しなくてもいいんじゃないでしょか。
おわり