Goodbye Sunday

普通のサラリーマンが、それでも前に進み続けるためのブログ

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~26歳サラリーマンの頑張る日記~
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TSUTAYAのDVD借り放題サービスの3つのメリットと今後のポテンシャル

 
TSUTAYAが新しい月額サービスを発表しました。
 
AMAZONやネットフリックスの台頭で沈みゆくと言われたTSUTAYAの大きな一手です。
 
TSUTAYAのDVD借り放題サービス”TSUTAYAプレミアム”とは?
TSUTAYAプレミアム」は、TSUTAYAが店舗レンタルと動画配信サービスで取り扱う映像作品計10万本が月額1000円で見放題になるサービス。店舗では、新作・準新作を除くDVD/Blu-rayが返却期限や延長料金なしで借り放題となる。動画配信サービス「TSUTAYA TV」では、対象作品が見放題で利用できる。また、「TSUTAYAプレミアム」の会員は、レンタル年会費の更新料が無料になる。
 レンタルビデオ業界は、日本映像ソフト協会によると、10年連続で市場規模が縮小し、2016年は前年比94.3%の1831億円まで減少。一方、AmazonNetflixなどの有料動画配信サービスの利用者が拡大している。TSUTAYAは、デジタル化されず配信サービスでの視聴が出来ない作品も多いことから、店舗のレンタル作品を借り放題で観られるようにすることで、多くの良作との出会いを提供するとしている。

 

とのこと。
 

ビジネスモデル自体が変わるため、
割と大胆なサービス変更だと思いますが、僕はこの展開は圧倒的に強いなと思いました。

 
 

メリット1 デジタル化されなかった映画を見ることができる

これはネットフリックスやアマゾンプライムが抱える問題の一つだと思います。
なんでもかんでも観たい映画が観れるわけではなく、当然デジタル化されずに配信サービスで提供できない映画が数多くありました。
僕も面白いと聞いた映画はその手の配信サービスで検索することが多くありましたが、無いことがほとんどでした。
観れるようで全然観れない。この悩みをTSUTAYAの本サービスはある程度解消してくれるものだと思っています。
 
 
 

メリット2 ”選ぶ”楽しさをまた味わえる

今の時代、オンラインの世界では、ビッグデータから僕らの趣味嗜好を読み解き、それぞれに合う広告や商品を紹介してくれることが当たり前になりました。
便利な一方で、スマホ画面スクロール分の情報量だけでは、本や映画との新しい出会いが少なく、文化的活動として物足りなさを感じていました。
実はパッケージや帯を手にとって眺め、ああでもないこうでもないと取捨選択する活動が面白く、それが新しい発見や価値観を提供してくれるものだと思っています
その点、TSUTAYAに足を運び、大量のDVDに囲まれて情報を浴びることができるのは嬉しく思います。
 
 

メリット3 結局、日本はまだまだアナログ

今、あらゆるものがEC化の波に飲みこまれているというのが一般的な論調で、ネットの台頭VSリアル産業の衰退という構図で語られることが多くあります。
ある意味でそれは事実で、多くの本屋が潰れたり、家電量販店、アパレル産業などが苦戦を強いられているニュースをよく見ます。
ただ、それでも数字的データを見ると、まだまだアナログだなあということが分かりますし、なにより日本はEC後進国です。
 
2016年度のBtoCにおける日本国内のEC市場規模は15兆1,358億円で、対前年比9.9%の伸び率となりました。また、BtoCの中の、物販系分野のEC化率は5.43%で、対前年比10.6%増になりました。

 

 
 
この数字を見ると、まだまだリアルで勝負していく理由はあって、そのポテンシャルも大きいと思います。
長々と書きましたが伝えたいことは僕が生まれてから二十数年間お世話になってきた、TSUTAYAがそんな簡単に衰退するわけないということです。
 
早く会員になって、使い倒します。
頑張れTSUTAYA